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2025/09/10

無いものは作ればいい

こんにちは。すとです。
昨日、テレ東のYouTubeで、トヨタのウーブン・シティの動画を見ました。


実験都市は未来的でワクワクしますし、東北の復興のために工場を移転し、跡地となった場所にウーブン・シティはできるそうで、感動しました。

完成したら是非、訪れてみたいものです。


さて、大仰なタイトルをつけてしまいましたが、言いたきことは、おにぎりって高くなりましたね、ということです。

子どもの頃の記憶だと130円〜150円ぐらいが相場だと思っていたのですが、今や170円〜210円ぐらいするようになっています。

リモート勤務中心からフル出社になり、何を朝食とするか模索が続きました。パンを食べたり、カロリーメイトもどきを食べたりもしていましたが、結局はお米が腹持ちが良いという結論に達しました。

ちなみに好きな具は梅干しと鮭です。

ということで朝食用に夜のうちに、おにぎりを買っておくのですが、まいばすけっとは120円程度で買える貴重な存在なものの、閉店時間に間に合わないこともしばしば。

マルエツで半額になっていれば安く手に入るものの、梅は売り切れていることが多いです。

また安価で買うことに慣れてしまうと定価で買うことができなくなってしまいます。

ということで安い梅のおにぎりを手に入れるにはどうしたら良いか、という問いに対する答えが、自分で作ろう、ということなのです。

スケールの小さい話ですが、無いものを作るというのはクリエイティブな態度で好ましいと感じています。

昼食をどうするか問題もあるので、塩昆布や唐揚げのおにぎりでレパートリーを増やしてみるのもありですね。

今はホームベーカリーが気になっています。ではでは。


おわり

2025/09/08

ハーバードやスタンフォードを冠する本を避けるのはもったいない

こんにちは。よしです。

全く更新できていない間にBLOG RANKINGのほうで14人の方にフォローいただいているようで、ありがとうございます。

なかなか更新できないのも、アレですから気づきのようなものを書きたいと思います。

表題の通り、「ハーバード大の」とか「スタンフォードの」を冠する書籍もあながち馬鹿にできないのではないかということです。

自己啓発本はガソリンとして短期的に頑張るエネルギーになるものの、どうも軽薄で胡散臭いものが多いと感じるのも事実です。それゆえ、「ハーバードが教える」とか「スタンフォード教授が」みたいなタイトルがついた本も、ちょっと抵抗感がありました。

しかしながら自分がMBA取得を目指すなら、ということを考えたときに、ふと、どうしてその大学名で怪しい本だと一蹴してしまえるのか、ということを考え直しました。

どう考えても入学できないわけじゃないですか。その貴重な講義が開放されている。まして、日本語で書かれている。米国の大学にとって、この時代に日本語で書くことに何の意味がありますか。極めてありがたいことだと思うわけです。

世界一流の教育が、盛りを過ぎた国に開放されていることのありがたみを噛み締めて、ありがたく享受すべきものなのではないでしょうか。

とくにハヤカワノンフィクション文庫というのは、質が高いように感じました。

・ハーバード白熱教室講義録

・実力も運のうち 能力主義は正義か?



・これからの「正義」の話をしよう


・ファスト&スロー


・ハーバードの人生が変わる東洋哲学


このあたりがすべてハヤカワNF文庫で、金脈と言えるのではないでしょうか。

https://www.hayakawa-online.co.jp/shop/goods/search.aspx?seq=rd&search=search%2cx&keyword=%e3%83%8f%e3%83%a4%e3%82%ab%e3%83%af%e6%96%87%e5%ba%abNF

ぜひチェックし続けるべきだと感じました。


[おわり]


2025/08/14

【要約・感想】『ゆるストイック』(佐藤航陽)への違和感〜「ゆるさ」が利己に走る諦めになっていないか〜

 佐藤航陽さんの『ゆるストイック ノイズに邪魔されず1日を積み上げる思考』を読みました。
 帯に「大谷翔平、井上尚弥、藤井聡太……なぜ、「ストイック」かつ「ゆるく」自分に向き合い続けるのか」と書かれています。
 ここで名を挙げられている方々は「ゆるく」と言われて嬉しいのだろうかと、その名にあやかりつつ勝手なレッテルを貼るおこがましさを、商業出版社には感じます。

 しかしながら、矛盾や仕方なさを抱えることを肯定する論調が好きなので「ゆるさ」と「ストイック」をどう両立させるのだろうかと、本書を手に取りました。

要約

 コロナ前後で世界は一変した。多様性重視で他者への干渉は躊躇され、指導はコストと見なされる。陰で努力できる人とできない人で二極化が進んでいる。その中で、成功を収めるには基盤を最大限に活用しながら独自性を発揮することが重要だ。ニッチな世界から活動を始め、試行回数を増やそう。変化に柔軟であろう。

感想

 良いことも書かれているのですが第6章がものすごくイマイチで、読後感はあまり良くなかったです。詳細は後述します。脳科学的な記述が散見されるのも、樺沢紫苑さんの本のようなウケを狙いすぎている感じがして、私はやや苦手でした。。。

良かった部分

アンラーニング

 ケチなので「アンラーニング」という言葉がイマイチ理解できていませんでした。せっかく学んだことを捨てるなんて勿体ない、知識は積み上げて行くものだ、と思っていました。

 しかし著者が日々の情報源を変えることで、それまでなぜそんなことを気にしていたのだろう、と考えが変わったと書かれていました。

 アンラーニングとはこれまでの価値観、固定観念から解放されよう、ということなのですね。その意味でもstudyingではなくlearningなのでしょうか。これまでの理解が誤っていたことを知りました。

自分の周りにいる5人の平均が自分

 会社のキャリア研修でもこれを聞き、なるほどと思った部分でした。

 この本ではそれを客観的にコントロールするために、「自分メンテナンス時間」として振り返りの時間を設け、理想の5人を考えることを推奨します。

 たしかにいいかもしれません。先ほどの情報源を変える話もそうですが、何の価値観に侵されているのか、自分はどうありたいのかは、自分で手綱を握っておく必要があります。

 レコメンドに流されるのではなく、レコメンドを客観視して、ああ私はこういう人だと思われているのか、こういう世界にいるのかとメタ認知したいところです。

アイディアにネタ切れが起きることがあっても、独自性は常に新しく発生し続ける

 これも体験を通して、実感しているところです。卑近な例で申し訳ないのですが、X(twitter)を見ていても、以前にバズっていたような内容が再びバズっていたり、衆知の事実に思える内容が盛り上がっていたりします。

 ブロガーやインフルエンサーの世界も約2年でプレイヤーが総入れ替えしているように感じています。少し見せ方を変えれば根っこは同じ内容、アイデアであっても新鮮さをもって受け止めてもらえるのですね。

35歳の壁

 私のような年齢では少しドキッとする内容です。もう両手で数えられる残り時間でキャリアに大きく関わってくるのですね。昇進には運もあるとは思いますが、タイムリミットを噛み締めながら行動する必要があると、身が引き締まる思いでした。

あまり好きではなかった部分

 第6章の二極化に関する記述には心底がっかりさせられました。国内外の選挙で見えた世論や所得・資産、インターネットのフィルターバブルによって二極化が進んでいるという事実はたしかに現前しています。しかしながら、人は人として我関せずという態度で良いのでしょう

か。

 p.242に「このような状況では、『自分は自分、他人は他人』という寛容さを持って世界と関わり、黙々と自分のやるべきことに没頭する姿勢が重要になります。自分の活動に集中し、他人の主義や思想に干渉しないことで、無益な論争に消耗されることがなくなります。」と書かれています。

 p.257-259では「ここまでの話を踏まえて、これからの時代をどう生きればいいのか。」と太字にして大見得を切って、言葉は過剰に評価されているとして、メラビアンの法則を挙げながら視覚と聴覚を優先したYouTubeのようなコミュニケーションが推奨されます。

 またOECDの調査を上げながら、日本人の8割の読解力が小学校高学年でとどまっていると紹介する。

 最後に分断を乗り越えるために背景を想像する努力をしようと申し訳程度には書かれていますが、どうもエリート意識が透けて見えるように思います。

 8割の衆愚な大衆には、言葉でコミュニケーションすることは諦めよう、わかりやすくしてあげよう。二極化で下層に落ちてしまう人々を理解してあげよう。

 そんな主張に見えてしまいます。愚かな人々とは関わらずに、自分だけが心安らかに成功すればいいよね、そんなスタンスが感じられます。

 もちろんそういう生き方もありだとは思います。それはそれでごく当たり前に幸せでしょう。しかしそれで良いのでしょうか?

 せっかく前半で著者の貴重な経験から成功への秘訣を開示してくれているのに、この章があまりにも自己中心的で、社会との関わりへの諦めに見えてしまいます。

 私は人間のしかたなさ、どうしようもない部分を「受け入れつつ」生きる方法を考えたいです。ただ分断はいけません、ということでも無いと思います。

 何がイシューなのか丁寧に解決を考えるべきです。その意味で、この6章は何ももたらしていないと思います。社会を、人を、統計的にマクロに見すぎていて、目の前の「人」が想像されていない議論だと思います。

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2025/08/12

レバレッジ型ETFはボラティリティ・ディケイに気をつけよう

2025年、SOXLの購入で大失敗してしまいました。ビギナーズ・ラックに浮かれて安易に手を出した結果、たった数日で含み損を抱え、回復を願うばかりで何もできない「塩漬け」状態に。

なぜこのような事態になったのか、その原因は「ボラティリティ・ディケイ」という、レバレッジETF特有の仕組みにありました。

この記事では、私の失敗談を交えながら、レバレッジETFが持つ長期保有の危険性と、正しい付き合い方について解説します。


2025年1月に購入したSOXLのしくじり

2025年最大のしくじりとして1月末に購入したSOXLが含み損で、ずっと塩漬けされていることがあります。

暇を持て余してマネーゲームに興じ、ビギナーズ・ラックを受けて、あまり考えずにレートの高い台に挑戦したのが誤りでした。

下は2025年1月21日のSOXとSOXLの指数を100とした2025年8月8日までのグラフです。



SOX:フィラデルフィア半導体株指数
SOXL:Direxionデイリー半導体株ブル3倍ETF 

1月末のDeepSeekショックと関税の影響で、SOXLは一時80%近く下落し、今もなおショック前の水準を回復できていません。対してSOXはショック前を上回っています。


ボラティリティ・ディケイとは?

これは「ボラティリティ・ディケイ(Volitility Decay)」によるものです。

レバレッジETFは、日々のパフォーマンスを3倍にするように設計されています。この「日次リバランス」により、市場が上下動を繰り返すだけでも、ETFの価値は徐々に目減りしていきます。

(参考)

たとえ元の水準に指数が戻ったとしても、レバレッジETFの価値は大きく下落している可能性があるのです。


シミュレーション

仮定のシナリオとして、ある日、対象となる株価指数が20%下落したとします。暴落後、市場は毎日着実に1%ずつ上昇し、元の水準に戻ると考えます。

■通常のETF(1倍)
価値は100から80になります(-20%)。80から100に戻るには、25%の上昇が必要です。毎日1%ずつ上昇する場合、元の価値に戻るまでに約23営業日かかります。

■3倍レバレッジETF
価値は100から40になります(-60% = 20% × 3)。40から100に戻るには、150%の上昇が必要です。市場が毎日1%上昇すると、このETFは毎日約3%上昇します。毎日3%ずつ上昇する場合、元の価値に戻るまでに約31営業日かかります。

この仮定のシナリオでは、通常のETFが約23日で回復するのに対し、3倍レバレッジETFは約31日かかります。つまり、回復には約1.3倍の時間がかかることになります。


しかしながら、市場がただ上昇するだけでなく、乱高下を繰り返す場合、ボラティリティ・ディケイの効果はさらに顕著になります。

指数が元の水準に戻っても、3倍レバレッジETFはボラティリティ・ディケイにより価値が大きく目減りしており、元の水準に回復できない可能性があります。



レバレッジETFは短期決戦専用!

つまり、3倍レバレッジETFは確実な勝ちを見込んだ場合の、短期決戦向けの商品なのです。

レバレッジETFの最終的なリターンは、市場の始点と終点だけでなく、その間の値動きの経路に大きく依存します。長期の保有期間では、この経路が複雑になるため、リスクの管理が極めて困難になります。

したがって、レバレッジETFは、明確な上昇トレンドが予想される局面で短期間だけ保有し、利益が出たら速やかに手仕舞い(売却)するような、投機的なツールとして考えるべきです。長期的な資産形成やポートフォリオの核として保有するのには適していません。



ということを全く理解しておらず、現在まで塩漬けするに至っており、これは猛省するところなのであります。

ぜひ、皆様はこのような失敗をなさらないようにしてください。

このような失敗談も赤裸々に公開して参りますので、ぜひ応援よろしくお願いいたしますm(_ _)m
↓↓↓

(関連記事)

2025/08/11

【おでかけ】京都出身者の京都1日旅行

大学の同級生3人で毎年、夏に旅行をしています。今年は1泊2日で、大阪万博に行きました。そして2日目は京都で過ごすことになりました。3人とも京都の大学の出身ですから、今さら物見遊山をするわけではありません。かなり通好みの過ごし方ができたような気がします。


ホテルをチェックアウトし、阪急河原町駅を降りて向かったのは、キラメキです。吉野家HDに買収された京都の大学生のソウルフードです。


台湾まぜそばが看板メニューですが、実は私はそんなに好きでは無かった記憶がありますので、鶏白湯(塩)にしました。これはとても美味しかったです!!

次に向かったのがBALの丸善です。人文書が充実していて、とても素晴らしかったです。丸の内や日本橋のビジネス街とは違い、京都には学問があることを痛感させられます。

ミシマ社さんという素敵な出版社さんから、リニューアルして出されていた、こちらを購入しました。



買った本を携えて向かったのは、フランソア喫茶室さんです。別の同級生がデートで使っていたと聞いていました。たしかにここはいいですね!素敵な空間で時間を過ごすことができました。


そして喫茶店をハシゴします。続いては、喫茶ソワレさん。深海のようなブルーが特徴的です。


ゼリーが有名なようでカラフルなこちらをいただきました。ここもまたおしゃれだなぁ。


その後にマルシン飯店に向かいました。


エアコンがあまり効いておらず暑さに少し閉口しましたが、ご飯はとても美味しかったです。暑い中で食べる中華が良いと、同行者が言っていたのも素敵だなと思いました。


チャーハン、唐揚げ、カニ玉、餃子をいただき、京阪三条駅で解散しました。我ながら非常によいルートだったと思います。正直、いずれは京都に戻りたいと強く思いました。



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2025/08/10

【感想☆5】『Z世代化する社会』舟津昌平

 ものすごく面白かったです。例え話として「この病気は『若者であるほど早く感染する』というだけで、実はすべての年齢層に感染するものだった」と筆者が創作するように、若者と距離をとって批判するのではなく、ピュアな若者に影響を与えているオトナにも刃を向ける、責任ある本でした。

 特にインフルエンサーマーケティングと就活ビジネスの負が詳述されます。我々の社会はいかに資本主義に侵されていることでしょうか。ガバナンスの効かない個人・私企業に対して劣勢にあり、自衛が求められているのです。

 すべてのインフルエンサーはモノを売るために存在しています。売るための発信は「誰かが言ってた事実」として社会構成する力を持つため、不誠実な発信が大量になされることは懸念されます。「1年生から就活をしていないとみじめな思いをする」と大学生向けセミナーの台本に組み込む業者は情報の非対称性を利用して、相手を騙すような行動をとる典型です。

 今日、生活するために最低限必要な物質的な「不」の多くは解消されました。このため、不安を創出することでビジネスを成り立たせている輩がいます。いかに節操がなく、余裕のない社会でしょうか。不安も自信も、本来は根拠の無いものです。であればマーケティングに不安を煽られることなく、根拠の無い自信を持って堂々と生きようじゃありませんか。

 読解力テストの結果から、我々は140字程度の文章も読めないことがわかっています。頭が悪いなりに賢くなる努力をすることが必要なのです。認知バイアスもあります。人間は弱い者である。マーケティングに対して劣勢にある。こうした自覚を持つことから始めることが、重要であると痛感させられました。

 また面白いのは、早期離職を防ぐためは、不安の中でいずれ希望を掴めるはずだと思わせることができるかどうかにかかっている、と主張されることです。若者に希望を託すのではなく、大人が若者の希望となることを求められるのです。これは大変ありがたい、夢のある話ではないでしょうか。

 私淑する瀧本哲史さんの著書に『僕は君たちに武器を配りたい』があります。私は、日本の閉塞感を打破するために、また他人に対して優位に立つために、武器が必要なのかと思っていました。しかし『Z世代化する社会』を読んで、不届きな個人や私企業に侵されており、立ち向かうために武器を手にしなければならない、危機的な状況にあることを理解しました。

 Z世代の実態を知るという以上に、今の社会のまずさに気づく、とても良い本です。ぜひご一読ください。



2025/08/09

広島空港はサクララウンジよりカードラウンジに行こう

このほど広島空港を利用することが2回ありました。

私は「JAL CLUB EST」に入会しているので、年間5回のサクララウンジの利用クーポンが付与されます。

1回目はサクララウンジを使い、2回目は通常のカードラウンジを利用したのですが、どう考えても、サクララウンジより空港ラウンジのほうが秀でていました

▽広島空港ラウンジ

広島空港のサクララウンジは率直に、暗くて狭いです。窓がなく、あまり愉快ではありません。


対して、カードラウンジはテラス席があるほど開放的で、ライトグリーンを基調とする明るい室内です。


ビールかワイン1杯もしくはもみじ饅頭1個を無料でいただけるほか、3種類の日本酒の試飲もあります。


マシンのドリンクバーのほかに、牛乳やトマトジュースもありました。テレワーク席も整備されており、とても良かったです。

広島空港を利用される際は、カードラウンジのほうを選ばれることを強くおすすめします。

【Blogger】サイトマップが読み込まれずインデックスされない場合の解決策

 このページでは、Google謹製のブログ作成ツール「Blogger」を使って作成したWebページが、Googleの検索結果にインデックスされない、Search Consoleを見てもカバレッジエラーが出て、サイトマップも読み込んでもらえず、検索結果に表示されない場合の解決策をメモします。

 Blogger以外でも、Search Consoleにサイトマップが読み込まれない、という事象の理解は共通かと思います。

発生した事象

インデックスされない

 発生したのはせっかくブログ記事を書いて、Search Consoleにインデックス登録のリクエストを送っても、Googleの検索結果にインデックスされない、という事象です。

 検索画面で簡易に、インデックス登録の有無を検索するための検索演算子である「site:」を頭につけて、「site:self-matome.blog.spot.com」と検索しても、青い化け物が魚を釣っているイラストしか表示されませんでした。(この化け物をタップすると、魚を釣れます。)

カバレッジエラーになっている

 そしてサーチコンソールを除くと、カバレッジエラー、リダイレクトエラーでインデックスに登録できないという、そして検証リクエストを送っても修正されていないと却下される。いやいや御社のツールでしょうが、、、と唖然としてしまう。

サイトマップも読み込まれていない

 さらにはサイトマップも読み込まれていない。実はこのブログは昔に作成していたものを再開したもので、サイトマップを以前に送信していた。すると、そこから2年近く経っているのに、最終読み込み日時が更新されない。

 しかしこれは仕様のよう。ヘルプ画面を表示すると、以下のような記述がある。

 サイトが小規模(100 ページ未満)で、ホームページから 1 つまたは複数のリンクをたどってサイトのすべてのページに到達できる場合は、サイトマップまたはこのレポートを使用する必要はおそらくありません。その場合、必要なのはホームページのインデックス登録をリクエストすることだけです(なお、前述のウェブ ホスティング サービスを使用していれば、何もする必要はありません)。

 また、Google 検索セントラルでは、「次の場合は、サイトマップが必要ない可能性があります。サイトのサイズが「小さい」。サイトのページ数がおよそ 500 ページ以下の場合にサイズが小さいと考えます。検索結果に表示する必要のあるページのみをこの合計ページ数に加算します。」と書かれている。

 よってページ数が少ない場合には、サイトマップが読み込まれないようになっているのかもしれない。

解決策

 では、どうすればBloggerで作ったページをインデックスしてもらえるのか。URLの末尾に「?m=0」をつけてリクエストしよう。

 Bloggerではモバイル版とPC版をURLパラメータで区分けしている。m=0がPC版、m=1がモバイル版だ。ここでURLパラメータをつけなかったり、m=1だとインデックスされない模様。多少手間だが、登録したいURLの末尾に「?m=0」をつけてリクエストしよう。そうすればページは検索結果にインデックスされる。あなたがこのページに辿り着いたように。

【2025年版】G検定の合格体験記〜勉強方法と勉強時間・スケジュールを解説〜

G検定 2025#1に合格しました

 2025年1月11日(土)に開催された「JDLA Deep Learning for GENERAL 2025#1」に合格しました。総受験者数4,633名、合格者数3,414名と合格率は約73%でした。また私のシラバス分野別得点率(小数点以下切り捨て)は下記の通りでした。

1.人工知能とは. 人工知能をめぐる動向:100%
2.機械学習の概要:82%
3.ディープラーニングの概要:78%
4.ディープラーニングの要素技術:74%
5.ディープラーニングの応用例:76%
6.AIの社会実装に向けて:81%
7.AIに必要な数理・統計知識:100%
8.AIに関する法律と契約. AI倫理・AIガバナンス:82%

生成AIパスポートとの違いは?

 似た資格に「生成AIパスポート」なる「ITパスポート」っぽい名称の資格試験があります。しかしながら「DX推進パスポート」と呼ばれるDX推進に必要なスキルを有することを証明するデジタルバッジは、「ITパスポート試験」、「DS検定 リテラシーレベル」、「G検定」の3つから成り立っています。難易度的にも「G検定」のほうが難しく、「G検定」のほうがためになるように思います。(画像引用元:DX推進パスポートについて

G検定の難易度は難しい?

 正直にG検定の難易度は非常に高いと感じました。まず自宅からのオンライン受験が可能であるものの問題数が非常に多いです。120分の制限時間の中で、160問解かなければなりません。時間いっぱい問題を解き続けなければならず、ハードルが高いです。

 また問題の難易度も非常に高いです。機械学習のモデルの名前や特徴についてきちんと理解していなければ解けない問題が多く、生半可な暗記では通用しないように感じました。

G検定のおすすめの勉強法・勉強時間

 私は公式の教本を一通り読んで勉強しました。正直、試験問題は章末問題よりも難しいように感じました。合格に求められるレベル感としては、公式の教本の索引に載っている単語がそれぞれ何を意味するのか説明できる状態だと思います。

 私は問題集は買いませんでしたが、上記を達成できれば合格することはできると思います。章末問題よりも難しかったと思った通り、ネット上では問題集と全然違ったという意見もXに多く投稿されていました。教本の索引を用語集として一問一答を作って覚えることのほうが良いように思います。

 このため勉強時間としては教本の各章を読む時間で、およそ30時間ぐらいでしたでしょうか。章によって難しさが全く異なるので、やる気の出ているときに頑張って読み切ることが必要です。読むのが難しいと感じる方は、Udemyなどの動画解説がおすすめです。

G検定に関するスケジュール

 試験日と申込みスケジュールについてはG検定の公式サイトをご確認ください。このページではそれ以外のスケジュールをご紹介します。

受験のキャンセル期限

 試験3日前(1/8(水))に届いたメールに以下の記載がありました。「※今回の試験日程のキャンセル変更の受付は2025年1月9日(木) 23:59迄となっております。(マイページ内「試験日程キャンセル」をご利用ください)」このため試験2日前までであればキャンセル可能と考えられます。

合格発表のスケジュール

 同じメールに合格発表についてこのように書かれていました。「合否結果につきましては、2025年1月27日(月)以降1週間以内にメールにてお送りさせていただきます。」ついては合格発表は2週間後と心づもりしておけば良さそうです。オンライン受験なのに試験後すぐにわからないのがもどかしいですね。

合格証発行までのスケジュール

2025#1(試験日:2025年1月11日)の合格書の発行は2/10(月)より順次、とのことでした。実際に私も2/10(月)にメールで合格証を受領しました。合格証発行までは試験日からおよそ1ヶ月程度かかるようです。

2025年G検定合格に向けて

 試験の難易度はかなり高いです。教本の索引の単語が説明できるかセルフチェックしてみてください。間に合いそうになければ前々日までであればキャンセルできます!無事合格されることをお祈りしています。

【独身一人暮らし男性向け】業務スーパーのおすすめ商品まとめ〜3食+デザート〜

業務スーパー

 吝嗇家で金にしわい私は、「業務スーパー」と「まいばすけっと」をこよなく愛しております。最近マルエツにばかり足を運んでおりましたが、久々に業務スーパーを訪れてみました。社会人になったばかりの頃はこればっかり食べていた、とお世話になっていた商品を思い出しましたので、少しまとめてみます。

 画像はすべて業務スーパーの公式サイトからの引用です。

朝ごはん向けの商品

ビール酵母パン

ビール酵母パン

 業務スーパーのパンの種類はあまり多くない気がします。大きいパンはカットされていないので使い勝手が悪く、少し小さめですが切ってあるこちらを重宝しました。味もかなりおいしいです。

緑の小粒納豆 3P

 よくわからないのですが普通のスーパーだと納豆は3パックで100円弱しますが、業務スーパーなら50円以内で買うことができます。昔は39円だった印象で、ひとつ13円でした……!納豆は業務スーパーが格安な印象を持っています。

お昼ごはん向けの商品

冷凍讃岐うどん

冷凍讃岐うどん

 レンジでチンするだけですぐに食べられるのでお手軽で良いです。冷凍うどんは庶民の味方ですね。直方体のパックが冷凍の商品ケースのなかに所狭しと均質に並べられているのを見ると、少しワクワクします。

ご飯ものシリーズ

 大変すばらしい商品だと思っているのですが、画像が公式サイトに無くてびっくりです。「チャーハン」、「チキンライス」、「ドライカレー」、「エビピラフ」の冷凍がそれぞれ1kg約550円で買うことができます。これもレンチンするだけでお腹を満たせるので、本当にすばらしい商品群だと思っています。

夜ご飯向けの商品

唐揚げ

お肉にこだわったあっさり唐揚げ

 レンチンだけで食べられる唐揚げはとても重宝します。後述するカレーと混ぜれば、お手軽に一食完成します。とはいえ画像の「お肉にこだわったあっさり唐揚げ」は最も廉価なもの。正直おっとこれは…と思うものも混ざっています。なので少し高くなりますが、「和風鶏もも唐揚げ」や「鶏竜田揚げ」をおすすめします。(お肉にこだわったとは……「あっさり」の部分ではぐらかしているのかもしれません)

冷凍コロッケ

 昔はキャベツがそんなに高くなかったので千切りにしたキャベツと、この冷凍コロッケで1食作っていました。油で揚げる必要があるので少し手間ですが、フライパンで揚げ焼きをしていました。

冷凍無塩塩さば切身

 これも良い商品です。どうしても肉ばかりになり魚を食べなくなりますから、手軽に魚を食べられるのが良いです。2切れぐらいを軽く焼いて食べると良いです。

冷凍ほうれん草

冷凍ほうれん草

 野菜も不足しがちです。こちらもレンチンで食べられるので常備しておくと健康です。

おとなの大盛カレー中辛

おとなの大盛カレー 中辛

 レトルトカレーは手軽で良いですね。先ほどの唐揚げのお肉と冷凍ほうれん草を合わせれば、ほうれん草カレー唐揚げトッピングがとても手軽に出来あがります。外食だといいお値段するメニューです。業務スーパーは本当に素晴らしいです。

デザート

みたらしもちっこ

みたらしもちっこ

 冷凍のデザートもいいですね。これなんか甘じょっぱくて1個1個が小さいので常備しておいてバクバク食べていました。冷凍庫ってそんなに頻繁に開け閉めする場所じゃないと思うのですが、やみつきになるお味です。

冷凍マンゴー

冷凍マンゴー(チャンク)

 これもマストバイです。アイスを買うと高いですから、夏場はこれを買ってちまちまつまんでいました。本当においしいんですよね。こういうのを好きなだけ食べられるのは一人暮らしのメリットだと思います。

まとめ

 というわけで業務スーパーで私の好きな商品をまとめてみました。業務スーパーだけで生活できますよ、本当に。お酒もあるので晩酌セットを買うことも可能です。安くて本当にいいお店です。またお気に入りの商品が増えたら更新しますね。ご覧いただき、ありがとうございました!

2025/08/08

レバレッジ型の商品はボックス相場では微減するリスクがあるらしい

 早速ではあるがレベレッジ型の商品を局面別に整理すると下記の通り。中長期で見たときに上昇しているときにのみおすすめである。

上昇局面   ◎:大きく上昇
どっちつかず △:ジワジワと減る
下落局面   ✕:大きく下落、回復も遅い

上昇相場のとき

結論、中長期で見たときにレバレッジ型の商品は、上昇相場の時だけ強い。

楽天証券のシミュレーションによると、NASDAQの投資信託でも20年間で驚くほどの差をつけているようだ。

投資元本 720万円、NASDAQ-100(レバレッジなし)約4,580万円、NASDAQ-100(レバレッジ2倍)シミュレーション 約19,700万円、積立期間20年で約27倍に

 S&P500に連動する投資信託でも、2024年8月の下落以降の強い上昇の局面で、2倍のレバレッジをつける商品が、レバレッジなしの商品を上回っている。

下落相場のとき

無論、下落相場の時はレバレッジが無いほうが良い。

イメージ

さらに良くないのは、レバレッジ付きの商品は下落からの回復が遅い。2022年の下落続きでつけた基準価額のマイナスの回復に時間がかかり、レバレッジ無しの商品の成績を下回っている。

ボックス・レンジ相場のとき

イメージ

 ボックス相場のときも、実は基準価額が逓減することになる。ジワジワと減り続けるのは心穏やかではない。レバレッジ型の商品は短期の取引で、スパンスパンと利益を上げていくほうが良いのかもしれない。

参考・画像引用元

【レビュー】Sleep as Androidに課金しました

ビジネスパーソンも最高のパフォーマンスで職務を遂行するために、アスリートのように体調を整える必要があります。

と、堅苦しいことを申し上げましたが、気持ちよく目覚めることができれば、一日のよいスタートを切ることができ、満足度の高いものになるかと思います。

私は睡眠の90分サイクル理論を信じています。レム睡眠とノンレム睡眠という浅い眠りと深い眠りがおよそ90分程度で繰り返すという理論です。

これを応用し、浅い眠りのときにアラームが鳴れば、無理なく目覚めることができるというわけです。

そうした「スマートアラーム」機能を搭載したアプリは複数提供されています。
私も「Sleep as Android 」に課金してしまいました(年間2,990円)。


無料版では、眠りの浅い時間に起こしてくれるスマートウェイクアップの機能が2日に1度しか使えないよう制限されていたので、課金することにしました。


スマホの加速度センサー等を活用しているようですが、精度は高いように感じます。比較的スッキリ目覚めることができます。


睡眠時間の統計データも取りながら、体調管理を心がけたいと思います。

アプリはこちらからインストールできます。

iPhoneユーザーの方には、こちらのアプリがおすすめです。

どうぞよろしくお願いいたします。



初めて東証でデイトレをしてみた

 平日休みのメリットは賭場が開いていることですね。賭場と言っても、オンラインカジノではなく、株式市場のことですが。

 十分に知見があるわけではないので、ギャンブルだと思い、余剰資金で参加しています。

 先日は2869「iFreeETF NASDAQ100レバレッジ」を売買してみました。2日、デイトレをして、税引き後で96円と320円の儲けが出ました。



 あまりに少額ですが、勝ったという事実が重要です。そして、スーパーの惣菜が半額になっているのと同じ喜びがあるのです。

 こうしてみると、生活は倹しくしておくに限ります。そのほうが少額でも幸せを感じられるのですから。

 かつて競馬をしたときは、当たったもののこちらも少額で、入場料の元を取れませんでしたが、国内市場は手数料がかからないので、ありがたいです。

 SOXLが一向に1月末の水準に戻りません。サラリーマンでも参加できる時間帯に開場していて、規模の大きいのが米国市場の強みですが、為替の影響もあるし、手数料もかかるし、私には向かなかったのかもしれません。

 これから平日休みで、暇なときは、ポイ活よりは筋の良いお小遣い稼ぎとして、デイトレをやってみようかと思います。

 あまりに初心者っぽい感想かもしれませんが、初心忘るべからずで記しておきますので、応援いただけると嬉しいです。


どうぞよろしくお願いいたします。

2025/02/15

【初心者投資ブログ】2025年1月の投資振り返り(投資1ヶ月目)

株式投資を始めてみる!

 早速ですが2025年から株を始めてみました。今のところ楽しいです。はじめに今感じているメリットを挙げてみます。

投資信託から1年、株式投資に挑戦

 頑張って稼いだお金が減るなんて絶対にあり得ない!と銀行預金しかしていなかったが、2024年にNISAで投資信託を始めてみると、労せず大金が手に入ることに驚いた。これに味をしめた。

明日が楽しみになった!

 また変わり映えのしない毎日に飽きてきて、何か違うことをしてみたいと思っていた。株を始めてみると毎日、明日はどうなるのだろう?これからどうなるのだろうか?と、未来、明日が楽しみになった!

政治・経済ニュースが自分ごとになった

 アメリカ大統領や日銀など生活と遠いところにあったイベントが、自分ごととして経験されるようになった!これは面白い。始めて良かったと思っている。

2024年成長投資枠で購入した240万円分の投資信託を売却

 これについては議論の余地があるところでしょう。私は今年は2024年ほどはS&P500の投資信託で儲からないんだろうなと思いました。ですので、ここで利確してしまいそれを元手にもっと儲かりそうなものに投資したほうが良いのではないかと思ったのです。

 また若い今のほうがこの金額が大金であり、嬉しく思えると考えたのです。そしてそもそも5年で1800万円をストレートに埋められるほどお金を持っておりません。翌年には枠が復活するのですから、一気に240万円売却してしまいました!

2025年の成長投資枠を埋める

 そして2025年の成長投資枠も埋めました。2024年はみんな大好き「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」に加えて、不安だったのでオルカン、と思いきや少し偏屈な部分が出て、別の運用会社にしようと思い「世界経済インデックスファンド」と半々にしていました。

オルカンは辞めました

 実績はS&P500が世界経済インデックスファンドの約2倍でした。240万すべてS&P500にしていれば。。。という思いが頭をよぎります。電車の中の広告で「世界経済インデックスファンド」の広告を見ていた安心感から買ってしまいましたが、そういう広告宣伝に力を入れているものはあんまり良くなかったりするケースもあると思い起こされます。

 ということで今年はS&P500一本足打法にしています。つみたて枠も同じです。これを書いている2月上旬時点では、今年は年初一括があまり良くないのかも、なんて話になっておりますが、どんな結末になるのでしょうか。2024年8月に狼狽売りをしなかった自分が偉いです。

初めての米国ETF購入&利確

個別株は怖いのでETF

 投資信託で味をしめたとはいえ、まだまだ個別株は怖いです。また投資信託は解約まで数日要するので、その間に暴落が起きたらどうしよう、と好きなタイミングで売れないことに不安も感じていました。そこでETF(Exchange Traded Fund、上場投資信託)に手を出してみました。

ビギナーズラック?

 初めて買ったのはVYM。長期で見てどう見ても上昇しているという安心感から買ってみました。とはいえ、やりたきことはスイングトレード。毎月3万円ぐらいお小遣いが増えたら嬉しいなという気分です。ビギナーズラックで手取り4万円ぐらい儲かりました。

口座と手数料、税金のはなし

 そして今回、初めて購入→売却の流れを経験することができたので、色々とわからないことが整理されました。今回、特定口座で取引をしたので確定申告はしなくて良いけれど、米国との二重課税を還付してほしければ申告しなければならないとか、特定口座で利益が20万円を下回って確定申告をしても払った税金は返してくれないとか。少なくとも損益分岐点となる25万円を目指そう!と思いました。

 また後に国内株の取引をして思ったのは、手数料もバカにならないなということです。儲かっていればまあ楽して儲けさせていただいているので、、、とお支払いできますが、そもそもの儲かるハードルが上がってしまうのですね。

 一方で、私は税金は平気です。不当に儲けている感があるので、全部自分が独り占めしてしまうより、勝手に持っていって世のため人のために使っていただけたほうがバチが当たらなくて良いんじゃないかと思います。

為替が気になる

 アメリカの強さにはあやかりたいところですが、為替は気になってしまいますね。手数料という意味もありますが、日本円での利益が気になる身では株価と為替、この2つが最高に良いタイミングを狙いたくなってしまうのが厄介です。

 今回、トランプ大統領の関税等で為替リスクが高かったようです。キャピタルゲインに加えて為替差益も得られればハッピーですが、為替差損が発生してしまった、、、なんてこともきっと気になってしまうでしょうから、米国株も考えものだなと思いました。

初めてのレバレッジ型ETF購入&含み損発生

 そしてスイングトレードをしたい身としては欲が出て、レバレッジ型のETFに手を出してみました。FXのレバレッジと違い、借金をすることはないはずです。なので3倍ブルみたいなもので、余剰資金で荒波を楽しもうと考えました。

 そこに襲いかかったのが「deepseekショック」でした……!なんとなくNVIDIA等も有名ですから半導体は儲かるらしいなんて生半可な知識でSOXLを買ったところ、deepseekショックが発生してしまいました。VYMを買ったときと同じ金額を突っ込んでいたら引退していたでしょうから、まだ幸いなのですが反省しました。

 直前で買ったので高摑みしてしまった感もあり、まだ含み損が出ています。直近はなんとか回復傾向にありますが。。。また暴落時にナンピン買いもしましたが、もっと買っておいても良かったと思いました。暴落時は絶望しますが、やはり底力はあり、そんなに柔じゃないのですね。

 なんとなくセクターに分かれているなら個別株より安心だろうと思っていましたが、不勉強を痛感しました。どんな要素があるとそのセクターが儲かるのか、はたまた損をするのかはちゃんと抑えておかなければならないですね。。。(ポケポケをやっていたのでDeNAを買っていたら…なんてことも思っちゃったりしました。イベント跨ぎをする勇気はございませんが)

株式投資1ヶ月目の総括

 と、いうわけで色々チャレンジしてみて、人生通算ではプラスなので総じて楽しく各指標をチェックしておりますが、含み損も出ている状況です。塩漬けしてしまっているので、このお金を別に運用できていたら、、、と身動きが取れないことをもどかしく感じます。

 とはいうものの、何か買いたい!保有しておきたい!というポジポジ病が良くないタイミングでsoxlを買ったことにもつながっていると思うので、一長一短ですね。株を見ていると、何事にも波がある、良いときもあれば悪いときもあると、人生観的なものを得られるような気もしています。

 幸い胃がキリキリするようなことにはなっておらず、2月には他にも新たに挑戦してみたことがありました。また2月末にでも振り返りをしたいと思います。随分と初々しい感想文になっている気がしますが、ぜひ次回をお楽しみに!

2025/02/11

【感想】『暇と退屈の倫理学』國分功一郎

久々の人文系読書。株に関心が出て実学に寄っていたので、ありがたいゆり戻し。行ったり、来たりすることが大事だと思い出した。

「好きなこと」とは何か?

人類は豊かさを目指してきた。なのになぜかその豊かさを喜べていない。余裕のある社会になって人々が時間を費やす「好きなこと」は、必ずしもそれまで「願いつつもかなわなかったこと」ではない。

暇と退屈の原理論

パスカルは人間は<欲望の対象>と<欲望の原因>を取り違えているという。気晴らしのウサギ狩りはウサギが欲しいから狩りをするのではない。ウサギ狩りに行く人に、ウサギを手渡しても嫌な顔をされるだけだ。

ラッセルは『幸福論』で、20世紀初頭のヨーロッパでは、すでに多くのことが成し遂げられていて、これから若者たちが苦労してつくり上げねばならない新世界などもはや存在せず、彼らは不幸である。それに対し、ロシアや東洋諸国ではまだこれから新しい社会を作っていかねばならないから、若者たちは幸福であると主張した。

しかしこの「新世界の建設」も「ウサギ狩り」と変わらない。また現代のそれなりに裕福な日本社会に生きる若者を、発展途上国で汗水たらして働く若者たちと比べて、「後者のほうが幸せだろう」と言うのに等しい。不幸への憧れを作り出す幸福論はまちがっている。

暇と退屈の系譜学

<定住革命>私たちは定住生活を前提として、遊動生活について価値判断を行っているが、やむを得ず定住化したと、考え直す。稲作到来以前に定住生活は始まっており、食料生産は定住生活の結果であって原因ではない。中緯度地域における温帯森林環境の拡大により狩猟が困難になり、貯蔵が必須の条件となった。貯蔵は移動を妨げ、定住を余儀なくされたと考える。持て余した能力を別の場面で発揮することが、「文明」を発生させた。

暇と退屈の経済史

20世紀の大衆社会では、ブルジョワジーのみならず大衆、労働者に余暇(レジャー)の権利が与えられた。フォードは生産性を向上するために労働者をおもんぱかった。その逆ではない。フォードは労働者の労働時間を制限し、十分な休暇を取ることをもとめた。一方、労働者が休暇中に何をしているのかを探偵やスパイに調査させていた。労働者も禁酒法に賛成していた。

こうしてレジャー産業が誕生する。レジャー産業の役割とは、何をしたらよいか分からない人たちに「したいこと」を与えることだ。レジャー産業は人々の欲求や欲望に応えるのではない。人々の欲望そのものを作り出す。土曜日のテレビでは、日曜日に時間的・金銭的余裕をつぎ込んでもらうための娯楽の類を宣伝する番組が放送されている。

ガルブレイスは消費者主権モデルの崩壊を指摘しながら、「新しい階級」の拡大が社会の目標だとする。それは「仕事こそが生き甲斐だ」と感じる人々の層である。しかし「仕事が充実するべきだ」という主張は、仕事においてこそ人は充実していなければならないという強迫観念を生む。人は「新しい階級」に入ろうとして、あるいは、そこからこぼれ落ちまいとして、過酷な競争を強いられる。

新しい階級の子どもたちは小さい頃から、満足の得られるような職業――労働ではなくてたのしみを含んでいるような職業――をみつけることの重要性を念入りに教えこまれる。新しい階級の悲しみと失望の主な源泉の一つは、成功しえない息子――退屈でやりがいのない職業に落ち込んだ息子――である。こうした不幸に会った個人――ガレージの職工になった医者の息子――は、社会からぞっとするほどのあわれみの目でみられる。

暇と退屈の疎外論

ボードリヤールは浪費と消費を区別する。浪費はどこかでストップする。しかし消費は止まらない。消費の対象は物ではなく、観念や意味だからだ。消費社会は、私たちが絶えざる観念の消費のゲームを続けることをもとめる。ガルブレイスが歓迎した仕事に生き甲斐を見出す階級の誕生も、消費の論理を労働にもち込んでいるにすぎない。彼らが労働するのは、「生き甲斐」という観念を消費するためなのだ。

暇と退屈の哲学

ハイデッガーは退屈を三つの形式に分ける。第一形式は「何かによって退屈させられること」、第二形式は「何かに際して退屈すること」。ただし第二形式では、パーティーに際して退屈しているが、実は同時にそのパーティーが気晴らしである。退屈と気晴らしとが独特の仕方で絡み合っている。そして第三形式は「なんとなく退屈だ」である。

暇と退屈の人間学

ここでユクスキュルの「環世界」が登場する。人間が頭のなかで抽象的に思い描く「世界」(環境)は虚構である。それぞれの生物はそれぞれの環世界を生きている。ダニはダニの。森で森林浴をしようとする散歩者、狩りをする猟師、森林の状態を検査する森林検査官。彼らは一つの同じ森を同じように経験するだろうか。

一つの環世界から別の環世界へと移行することの難しさについてユクスキュルは盲導犬を挙げる。訓練を受けた盲導犬がすべて盲導犬としての役割を果たすようになるわけではないのは、犬が生きる環世界のなかに、犬の利益になるシグナルではなくて、盲人の利益になるシグナルを組み込まなければならないからである。要するに、その犬の環世界を変形し、人間の環世界に近づけなければならないのだ。

人間はその他の動物とは比べ物にならないほど容易に別の環世界へと移動する。宇宙物理学について何も知らない高校生でも、大学で四年間それを勉強すれば、高校のときとはまったく違う夜空を眺めることになるだろう。作曲の勉強をすれば、それまで聞いていたポピュラーミュージックはまったく別様に聞こえるだろう。

それだけではない。人間は複数の環世界を往復したり、巡回したりしながら生きている。たとえば会社員はオフィスでは人間関係に気を配り、書類や数字に敏感に反応しながら生きている。しかし、自宅に戻ればそのような注意力は働かない。子どもは遊びながら空想の世界を駆け巡る。彼らの目には人形が生き物のように見えるし、いかなる場所も遊び場になる。しかし学校に行ったら教師の言うことに注意し、友人の顔色に反応しながら、勉強に集中しなければならない。

人間が極度に退屈に悩まされる存在であるのは、人間は一つの環世界にひたっていることができない、とどまっていられないからである。環世界を容易に移動できることは人間的「自由」の本質なのかもしれない。しかし、この「自由」は環世界の不安定性と表裏一体である。何か特定の対象に<とりさらわれ>続けることができるなら人は退屈しない。しかし、人間は容易に他の対象に<とりさらわれて>しまう。

暇と退屈の倫理学

ハイデガーは決断を推奨するが、決断という「狂気」の奴隷になることに他ならない。第三形式と第一形式は最終的に区別できない。「なんとなく退屈だ」の声が途方もなく大きく感じられるとき、人間は第三形式=第一形式に逃げ込む。仕事・ミッションの奴隷になることで安寧を得る。

「資格をとっておけば安心だ」という声に耳を傾けていれば、苦しさから逃れられる。しかも、世間からは「一生懸命頑張っているね」と褒めてもらえる。というか、周囲は褒める以外にない。それは、好きで物事に打ち込むのとは訳が違う。自分の奥底から響いてくる声から逃れるために奴隷になったのだから。

おそらく多くの場合、人間はこの声をなんとかやり過ごして生きている。そのために退屈と気晴らしとの混じり合いのなかで生きている。そうして「正気」の生を全うする。人間の生徒は退屈の第二形式を生きることである。

環世界論の考え方から言えば、習慣を創造するとは、周囲の環境を一定のシグナルの体系に変換することを意味する。毎日、目に入ってくるすべてのものに反応しているととても疲れてしまう。人間はものを考えないですむ生活を目指している。

ドゥルーズは、人間がものを考えるのは、仕方なく、強制されてのことだという。「考えよう!」という気持ちが高まってものを考えるのではなくて、むしろ何かショックを受けて考える。そのショックのことを「不法侵入」とも呼んでいる。

世界を揺るがすニュースでもいい、身近な出来事でもいい、芸術作品でもいい、新しい考えでもいい。環世界に「不法侵入」してきた何らかの対象が、その人間を摑み、放さない。その時、人はその対象によって<とりさらわれ>、その対象について思考することしかできなくなる。

考えるとは何かによって<とりさらわれ>ることだ。そして、衝動によって<とりさらわれ>て、一つの環世界にひたっていることが得意なのが動物であるのなら、この状態を<動物になること>と称することができよう。人間は<動物になること>がある。

人間は自らの環世界を破壊しにやってくるものを、容易に受け取ることができる。自らの環世界へと「不法侵入」を働く何かを受け取り、考え、そして新しい環世界を創造することができる。この環世界の想像が、他の人々にも大きな影響を与えるような営みになることもしばしばである。たとえば哲学とはそうして生まれた営みの一つである。

結論

際限のない消費によって満足が遠のき、退屈が現れる(疎外)。物を受け取れるようになることが、贅沢への道を開く。ラッセルは「教育は以前、多分に楽しむ能力を訓練することだと考えられていた」と述べている。訓練が必要なのは「教養」を必要とするいわゆるハイカルチャーの娯楽だけではない。食のように身体に根ざした楽しみも同じく訓練を必要とする。

楽しむことは思考することにつながる。楽しむことも思考することも、どちらも受け取ることである。人は楽しみ、楽しむことを学びながら、ものを考えることができるようになっていく。どんなにすばらしいものであっても、誰もがそれにとりさらわれるわけではない。ならば自分はいったい何にとりさらわれるのか? 人は楽しみながらそれを学んでいく。

ドゥルーズは、「なぜあなたは毎週末、美術館に行ったり、映画館に行ったりするのか? その努力はいったいどこから来ているのか?」という質問に「私は待ち構えているのだ」と答えた。ドゥルーズは自分がとりさらわれる瞬間を待ち構えている。そして彼はどこに行けばそれが起こりやすいのかを知っていた。

自分にとって何がとりさらわれの対象であるのかはすぐには分からない。そして、思考したくないのが人間である以上、そうした対象を本人が斥けていることも十分に考えられる。しかし、世界には思考を強いる物や出来事があふれている。楽しむことを学び、思考の強制を体験することで、人はそれを受け取ることができるようになる。<人間であること>を楽しむことで、<動物になること>を待ち構えることができるようになる。

何かおかしいと感じさせるもの、こういうことがあってはいけないと感じさせるもの、そうしたものに人は時折出会う。自分の環世界ではあり得なかったそうした事実を前にして、人は一瞬立ち止まる。そして思考する。しかし、それを思考し続けることはとても難しい。なぜなら、人は思考するのを避けたいからである。けれど、<動物になること>をよく知る人なら、何かおかしいと感じさせられるものと受け取り、それについて思考し続けることができるかもしれない。そして、そのおかしなことを変えていこうと思うことができるかもしれない。(中略)退屈と向き合う生を生きていけるようになった人間は、おそらく、自分ではなく、他人に関わる事柄を思考することができるようになる。それは<暇と退屈の倫理学>の次なる課題を呼び起こすだろう。

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