2026/03/01 楽天証券は無料で投資本が読めるのでいいですね


 楽天証券っていいですよね。タダで日経新聞を読ましてくれるだけで、本当に大変ありがたい素敵な存在だと、割と心の底から思っています。


 そんな楽天証券で、投資本やマネー雑誌がいくつか無料で読めることはご存知でしょうか。


 そこで無料で『投資家バーの常連客から聞いた投資の成功術』という本を読んでみました。

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 実際にある投資バーで、7人のトレーダーさんが語った内容がもとになっているようです。以下ほんとうにしがない感想です。


◆常連客 1人目
トイレ3分トレードで毎月100万円
暴落相場も無関係の勝率98%投資法
→めちゃくちゃ企業研究をしている人。そこまでやるのは大変だなぁ。


◆常連客 2人目
負け知らずのまま10年で資産4倍増
「高配当バリュー株」が見つかる思考法
→同じく。個別株をやるのはちょっとハードルが高い。。。


◆常連客 3人目
ゼロから築いた資産46億円への道のり
1億円の作り方と46億円の増やし方
→節約をして支出を減らし、入金力を高めよう!
 利回り4%で毎月15万円を積み立てれば30年で1億円。
 というのはなるほどと。少し節約モチベが上がった。


◆常連客 4人目
時間とボラを売って利益を手堅く取れる
「米国株オプション」の魅力と戦略を解説
→オプション取引は売り手が有利(*)らしく、そのロジックは納得。


◆常連客 5人目
株主軽視の問題ある企業を動かした
個人アクティビストの執念の行動力
→会社は株主のものなのでしょうか。


◆常連客 6人目
米国ハイテク株の長期投資で資産5倍増
大暴落の失敗で学んだ投資哲学と儲け方
→なんだかすごい主婦の方のお話。狼狽売りは良くない。ナスダックのRSIでは70%超の買われ過ぎや30%を下回る売られ過ぎがあるが、すぐに揺り戻しが来る。


◆常連客 7人目
宝くじの12億円当選者が手探りで学んだ
堅実的な投資術と資産の分配先とは?
→宝くじ当たることが単純にすごいねと。「サクサクわかる!資産運用と証券投資スタートブック」というコンテンツがネットで無料で公開されており、基礎知識の勉強に役立つということは収穫。



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*「オプション取引は売り手が有利」についてGeminiによる解説です


結論から申し上げれば、統計的・構造的には「売り手が有利」な側面が強いと言えます。

オプションの売り戦略がなぜプロの間で「カジノの胴元」や「保険会社」のビジネスに例えられるのか、その数学的な優位性(エッジ)を3つの視点から紐解きます。

 1. 期待値の歪み:IV(予想)はRV(現実)より高い

オプション価格の決定要因であるインプライド・ボラティリティ(IV)は、市場参加者の「恐怖」を反映するため、実際に起こる変動(リアライズド・ボラティリティ:RV)よりも高めに設定される傾向があります。これを「ボラティリティ・リスク・プレミアム」と呼びます。

保険の仕組み:オプションを買う人は「暴落が怖いから保険料を払う」。売る人は「そのリスクを引き受ける代わりに手数料をもらう」。
構造的優位: 統計的に見て、保険料(IV)は実際の支払い(RV)よりも高く設定されているため、長期的・継続的に売り続けることで、その差額が利益として積み上がります。

 2. 時間の経過を味方につける「セータ($\Theta$)」

オプションには「満期」があり、時間が経過するほどその価値は減少していきます。この時間的価値の減少をセータ($\Theta$)と呼びます。

買い手の戦い:時間とともに価値が溶けていくため、それ以上のスピードで価格が動かないと勝てません。
売り手の戦い:「何も起きないこと」が利益になります。極論、相場が動かなくても、あるいは少し逆方向に動いても、時間の経過が損失をカバーし、利益をもたらしてくれます。

特に、満期が近づくほど時間価値の減少スピードは加速するため、2865のように毎月オプションをロールオーバー(更新)する戦略は、この「セータの収穫」を最も効率的に行う設計になっています。

3. 勝率の高さと「プロフィット・プロバビリティ」

オプション取引において、売り戦略は「勝率」を自分でコントロールしやすいという特徴があります。

買いの勝率:価格が「特定の方向」へ「短期間」に「大きく」動く必要があるため、一般的に低くなります。
売りの勝率:「一定の範囲内に収まればいい」という条件であれば、統計的な勝率は70%〜80%以上に設定することも可能です。

4. ただし、致命的な「テールリスク(ガンマ)」

「売りが有利」なら、なぜ全員が売り手に回らないのでしょうか? それは、「負ける時のダメージが甚大」だからです。

ネガティブ・ガンマ($\Gamma$):相場が急変した際、売っているオプションの損失スピードが加速度的に増していく現象です。これを「落ちてくるナイフを素手で掴む」ような状態、あるいは「スチームローラーの前で小銭を拾う」と表現することもあります。
ブラックスワン:2008年のリーマンショックや2020年のコロナショックのような予測不能な暴落局面では、それまでの数年分の利益を一瞬で吹き飛ばすリスクがあります。

5. 2865が取っている「妥協点」

2865(カバード・コール)が賢いのは、この「売りのリスク」を「現物株(ナスダック100)」を持つことで完全に相殺(カバー)している点にあります。

裸の売り(Naked Short):損失が無限大。
2865(Covered Call):指数が暴落しても、損失は「現物株の含み損」に限定される。つまり、追加で現金を差し入れる必要がなく、「市場に居座り続けること」ができるのです。

結論

オプション取引は、「勝率(売り手の有利さ)」と「一撃のダメージ(買い手の爆発力)」のトレードオフです。2865は、その「売り手の有利さ」を最大限に活用しつつ、現物保有によって破滅的なリスクを回避した、極めて合理的なパッケージ商品と言えます。

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というわけで前日に、これを読んだから【2865】をナンピンしていたのでした。


おわり



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